技術編です。
経験から導き出した、カウンターを使うときの技をいくつか紹介します。
名前は造語なんで適当です。
少な積み
相手よりわざと少なくのろいを積んで、カウンター(もしくはカウンター後の先制攻撃)で一発を狙えるラインを残す作戦。
特にカビゴン同士でのろい合戦をするときに便利。
目安として、相手より一回少なくのろいを積めば、恩返しをカウンター→先制の追撃で倒せます。
また、これが出来るからカビ同士の対決ではカウンター側はレベルが低くても大丈夫な理由でもあります。
少な積みから、後述の見せ待ち、鬼待ちにつなげることも出来る。
ポリゴン2などの自己再生系を相手にするときなども、相手が慎重な人だと少なく積んで一発を狙わないと倒しにくい。
ついでに、積む回数の多いのろい合戦においては、もともとの素早さに差がある場合は少なく積んでも先制がとりにくいことも覚えておこう。
ポリゴン1回、カビゴン0回だとカビゴン先制ですが、ポリゴン6回、カビゴン4回だとポリゴン2が先制になります。
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のろい先制返し
ヘラクロスやケンタロスなど、のろいを一回してもカビゴンより速いポケモンは、先制が取れる内に叩いてくる傾向があります。
それを逆手にとってカウンターする技。
1ターン目 ケンタロスのろい→カビゴン恩返し
2ターン目 ケンタロス攻撃→カウンター
のように決める。
ただ、カウンターを失敗してさらにのろいを積まれるとリスクが大きいので、無警戒の相手に対して使おう。
(もし失敗しても、カウンタ2連を決めに行くことは出来る。)
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当て逃げ返し
例えば、相手のカビ受けがサイドン、こちらのサイドン受けがスイクンのとき。
サイドンはスイクンを出されると逃げるしかないので(スイクンのサイドンに対する交換強制力が高い)、スイクンへの交換を読んで地震を撃ちます。
それをカウンターする技。かなり基本。
上のように相手のカビ受けに対して交換強制力の高いポケモンがいるほど決まりやすい。
あらかじめノーマル技で、カウンターが決まれば一撃で倒せる範囲まで相手のHPを削ってから使います。(眠られない範囲で)
もし、ここでサイドンの受けがナッシーやヘラクロスだったら、交換読みで地震ではなく岩技を撃たれるので、多少カウンター効率が下がる。
その辺を考えてパーティを組もう。
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カウンタ2連
一回、のろいで外されてカウンターを失敗したら、手遅れにならないうちに受けに交換します。
その、受け交換を読んでの当て逃げ攻撃をカウンターするという高度な技。
さらに外されてのろいを積まれたら本当に終わりなのでリスクは高い。
当て逃げ返しのように、カビ受けに対する受けの交換強制力が高いほど決まりやすい。
相手がある程度深く読んで行動する人でないと使えない。
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2:1の法則
経験則です。
例えば相手が嫌な音持ちのバンギラスだった場合など、相手嫌な音(防御2ダウン)こちらのろい(攻撃防御1アップ)。
ここで攻撃してもカビゴンは約二発。もし、この後もう1ターン嫌な音とのろいを使いあってから攻撃しても二発です。
嫌な音側はのろいを積まれる事を嫌うので(地震カビの可能性もある)、このタイミングで攻撃する人が多い気がします。
そこでここでカウンターを使うと決まりやすい。
雪崩怯みの可能性もありますが、こちらのバンギラス受けがカイリキーかガラガラの場合は地震を誘いやすくなる。
相手が剣ガラガラのときなども、最初のターンにガラ剣→カビのろいとなった直後は攻撃することが多い。
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見せ待ち
カウンターがばれた後、もしくはわざとばらす戦い方です。
カウンターを見せておいて、相手が打撃技を使えないようにしておいてのろいを積んだり、叩いたりする。
相手が攻撃力を上げる技を持っていない(のろいなしヘラクロス等)場合は、先にカウンターを見せてからのろいを積んで圧殺。
のろい持ちカビ受けに対しては、カウンターを先に見せてしまっても、当て逃げが飛んでこないので受けポケの負担が減ります。
カイリキー相手でも、カウンターを先に見せておいて、クロスが撃てない間にのろいを積んで手遅れにさせたり出来る。
このように、カウンターはばれた後でも、相手にかかるプレッシャーは相当なものです。
忘れた頃
序盤でカウンターがばれたときの戦い方の一つ。
ばれた後、一切カウンターを使わず。受け合戦に回って、長期戦を狙います。
それで忘れた頃にカウンターを決めに行くという作戦。
そこまで隠さなくても、相手も一回も攻撃しないわけにも行かないので、32回も狙えばどこかで決まる。
カウンターは一回でも決まったら致命傷なので、ばれた後でも常に決めれる可能性がある限り有利なのは変わらない。
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鬼待ち
ばれた後の戦い方の極端なもの。
カウンターが32回もあることを利用して、カウンターを置きながらPP戦を挑むという戦法です。
例えば、相手が爆Pカビのときののろい合戦。
まずカウンターを見せます。爆Pはカウンターされると終わりなので、相手が慎重なら爆Pは使えずにのろい合戦になります。
あとは相手のろい6回、こちらのろい5回で止めて、ひたすらカウンターを使い続けます。
攻撃をしたらカウンターされて追撃で落ちるので、相手は無駄技を使うしかない。(HP満タンなので寝れない)
のろい(11回)+眠る(16回)<カウンター(30回くらい)
このように、待っているだけで相手のPPを削り落とせます。
寝言カビなどでも、カウンター置きながら待っているだけ。ゴーストがいない限り下げることも出来ません。
相手がPP不安な打撃系なら、カビ以外に対しても応用できます。
これを使って、のろいを削って5回以下にしてしまえば、一回下げた後でのろい合戦で勝てます。
カウンターはPP戦に有利ですが、カウンターが決まっても一撃で落ちないときは、カウンターで減ったHPで眠られるので注意が必要。
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