昆布と昆布に似た性質の技の相違点解説
■昆布に似た性質を持つ技とは
音、ストコン、悪夢、宿り木、アンコ等の技を使うポケを受ける時に注意しなければならないこととして、
受けを2枚以上用意しなければならないということがあります。
1枚の受けだけで受けようとすると、相手の放つ補助技が解除できなくなり、結局受けきれなくなってしまう危険があるからです。
そして、昆布はご存知の通り、受けを2枚以上用意しなければ受けきれなくなってしまうような状況を作り出す戦略です。
つまり、昆布と音、ストコン、悪夢、宿り木、アンコ等の技は
「受けを2枚以上用意しないと受けきれなくなる」という共通点を持つため、
「音、ストコン、悪夢、宿り木、アンコ等の技は昆布に似た性質を持っている」と言うことが出来るのです
(ちなみに、私は勝手に音、ストコン、悪夢、宿り木、アンコ等の技を総括して「昆布型の技」と呼んでいます)。
■昆布と昆布型の技の大きな相違点
しかし、この両者の間には、大きな相違点も存在します。
それは、昆布には吠える(吹き飛ばし)による強制交代力が働くが、昆布型の技にはそれがないということです。
昆布のように強制交代力が働けば、相手は受けポケを前に出すことすら出来なくなります。
故に、本来タイマン状態で戦って負けてしまうような相手も、読み次第では指一本触れさせること無く倒してしまうことが可能なのです。
しかし、昆布型の技のように強制交代力が働かない場合は、交代際に補助技をかけた相手とタイマンで殴りあわなければなりません。
交代際に補助技をかけた相手とタイマンで殴りあって勝てない場合
(例・「宿り木梨(めざ炎無し)対めざ虫寝言ハッサム」等)は、それは結局1枚の受けに止められてしまうということになります
(ちなみに、相手が眠ってる時に攻撃したり、事前に壁や電磁波等の補助技をかける等の工夫を施せば、
ある程度は1枚の受けに止められることを少なくすることは可能です)。
なので、単に「昆布と昆布型の技は同じような性質を持ってるんだ」と思うのではなく、以上で述べた相違点も考慮した方が良いと思います。
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