分かりやすく言えば電磁波を掛けてからのろいを積むカイリューです。
電磁波を掛ければ相手の素早さが4分の1になるので、こっちがのろいを積んでも先手が取れるようになります。
そしてカイリューの攻撃力なら、のろい一回の捨て身タックルでノーマル耐性のないほとんどの相手を二発で葬ることが出来ます。
めざ氷のライコウでもあらかじめ電磁波を掛けておけば、氷一発では落ちないので倒せます。
のろい合戦でも、電磁波を使えばかなり有利ですし、自己再生系やゲンガーを麻痺させれば、ほぼ機能停止させることが出来ます
カイリュー 捨て身タックル 電磁波 のろい 何か 食べ残し
最後の技は、眠るか波乗りが入ります。
波乗りはノーマルに耐性のある相手に軒並み効く上に、電磁波の効かない地面にも抜群なので、かなり役に立ちます。
でも、眠るがないと毒が辛いし、のろい合戦になったときに打ち負けたりする可能性があるので、今回は眠るにします。
回復無しで使うのなら、癒しハピなどを組ませた方がいいかもしれません。
カイリュー 捨て身タックル 電磁波 のろい 眠る 食べ残し
では取り巻きです。
カイリューを使う上でもっとも怖いのは、もちろん氷技です。
電気系はめざ氷を持っている可能性が高いし、水系は常に冷凍ビームをもっている可能性があります。
他にも、エスパーも冷凍パンチ持っている可能性がありますし、特殊系の受けだけでも相当きついので、ハピナスを採用します。
試行錯誤の結果、少し変態的なハピナスになりました。
ハピナス 大文字 めざ草 光の壁 タマゴ産み 毒消しの実
大文字とめざ草なら、サイドンオムスター鋼連中など、ゴースト以外のメジャーなノーマル受けを二発で倒すことが出来ます。
仮に冷凍ビームだと、サイドンを二発で倒せず、上手くのろいを積まれると手遅れになる可能性があるので、めざ草が必要になります。
水系にそれなりにダメージを与えられ、冷凍持ちが居座りにくいのも便利です。
今回はエースがノーマル技しか持たないので、のろい飛ばしのサイドンやエアームドなどを相手にするときは、
飛ばされて出る取り巻きに、これらのポケに致命傷を与えられる技を多く装備することが重要です。
で、残りの技ですが、ハピナスの仕事として氷技持ちを受けるだけでは駄目で、追い払ってカイリューの出番を作らないと攻撃に移れません。
しかしハピナスでは追い払うことは難しいので、せめて光の壁を張って、カイリューの出番を作ろうという魂胆です。
あとはタマゴうみを入れて、毒消しの実を持たせます。
この毒消しの実は、相手のスイクンやライコウにぶつけたときに、相手が毒毒を撃ってくれば氷技は持ってない可能性が高いので、
この時点でカイリューを安全に出せるようになる、という意図があります。
以後これらにぶつけなければハピナスが毒を食らうことはない、という仕組み。
ハピで受けは大丈夫ですが、氷技もちの水や電気を倒せる(つまり追い払える)ポケモンが必要です。
このうち対電気は、イノムーを使うのがカイリューとの相性抜群。
カイリューが怖れるべき、めざ氷持ちの電気を受けることが出来ます。
そしてイノムーが不利なめざ水や草の電気ならカイリュー的にはそんな怖くない。
麻痺させたお化けを簡単に葬れるのも優秀です。
イノムー 地震 冷凍ビーム 眠る 寝言 ピントレンズ
水を受けて倒すために電気系、ゴースト系も止められる吠えるライコウを入れます。
素眠りだと水受けできないので必然的に寝言に
ライコウ 10万 吠える 眠る 寝言 光の粉
ここまでだと、相手にイノムーがいたら全滅します。
水系を入れます。スイクンでもいいんですが、壁を貼れるスターミーにしておきます。
普通に地震2発で落ちますが、リフレクターで頑張ります。
まあ地震がくると分かってるなら、読みでカイリュー出したまま戦ったりも出来ますし(何
ガラも、岩雪崩が来ると読めればスターミーを出しやすいので、受けにならなくても読みである程度はカバーできます。
スターミー 波乗り 光の壁 リフレクター 自己再生 奇跡の実
さて、このパーティでは相手がのろいを使ってきた場合、こっちもカイリューでのろいを積み合うのが基本です。
もとの耐久力の上に電磁波があるので積み負けることは殆どないはずですが、のろいと冷凍ビームを使うポリゴン2だけはどうしようもありません。
フォレトスやムウマを入れてもいいんですが、相手にポリゴンがいるときだけ出せればいいのでダブルエースにして、
カイリューが有利な格闘とかを誘い出すためにバンギラスを入れます。
嫌な音だとのろいポリゴンに負ける可能性があるのでのろいバンギ。
ガラ等の地面に負けないように波乗りも入れたいので、八つ当たりを使います。
八つ当たりは、めざめるパワーの岩タイプ比べても3しか威力が違わないし、地震を入れなくても格闘に攻撃出来るので結構便利です。
バンギラス 八つ当たり 波乗り のろい 眠る はっかの実
基本的に、相手にポリゴン2がいるときしか使わない見せ玉です。
55 | カイリュー | 捨て身タックル | のろい | 電磁波 | 眠る | 食べ残し |
50 | ハピナス | 大文字 | めざ草 | 光の壁 | タマゴうみ | 毒消しの実 |
50 | イノムー | 地震 | 冷凍ビーム | 寝言 | 眠る | ピントレンズ |
50 | ライコウ | 10万ボルト | 吠える | 寝言 | 眠る | 光の粉 |
50 | スターミー | 波乗り | 光の壁 | リフレクター | 自己再生 | 奇跡の実 |
55 | バンギラス | 八つ当たり | のろい | 波乗り | 眠る | はっかの実 |
上手く出来たと思うのが、6匹を見た時点で相手がノーマル受けを出す意味が極めて薄い、という点です。
カイリューが10万などを持っているかも知れない状況で、このパーティ相手にエアームドを出す意味はゼロですし、
定番技の波乗りカイリュー、地震バンギ、めざ氷ライコウ、冷凍ハピなどを考えると、サイドンを出すのもかなりのギャンブルです。
ハピの代わりにカビとかだと、サイドンが喜んで出てきますからね。3匹選択時点での心理戦は重要。
使用例
許可とるの忘れたので匿名で公開してますが、不都合がありましたらお知らせ下さい。
8月23日
のろ電磁龍はこれで完成。取り巻きは結構気に入ってます。
電磁波にこだわらずに波乗りに変えれば、もっと安定したパーティが組めるってのは禁句。